リーゼ・マクシアを知るもの

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ア・ジュールに行くために船に乗り、イル・ファンの夜域を抜けた所でイバルがジュードに真剣な顔で話しだした。 「お前、ルベルスって奴を知っているか?」 「ルベルス?…ごめん知らない」 「そうか…………」 イバルは、その後何も語らなかった。 船が海停に着きイバルはすぐさま船を降りる。 「早くしろ!まずはハ・ミルに向かう」 「ちょっと待ってよ、何がなんだかまだ全然解らないんだけど………」 「話は二・アケリアに着いてからだ」
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