私とアイツ

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「ねえ、美織。彼とはどうなってるの?」 「へっ!?」 親友の音羽に突然話題をふられて、キョトンとしてしまった。 「何が?」 「またまたあ~とぼけちゃって、美織ったら!」 「・・・真面目に聞いてるんだけど?」 「もう、すぐ怖い顔になる・・・。彼よ!幼なじみの翔夢くんよ!」 「翔夢が何だって?」 「彼とは、付き合ってるの!?」 「ぶはっ!!」 私は飲んでいたミルクティーを、盛大に吹き出してしまった。 「ちょっと、美織・・・汚いじゃないの!」
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