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ジリジリジリジリー
おもむろにベットの脇の棚の目覚まし時計を手探りで止めた。
まだ春休みぃ..................................待って、何時??
夏希は重いまぶたを開けて時計に目を向ける。
8時かぁー
ん??今日は何日、、、
「4月5日...学校ぢゃん!!」
私はベットから飛び起き着慣れたYシャツに着替え、制服に袖を通した。
式は9時から家から高校まで10分。
よし、
「化粧するぞー」
20分化粧に時間を掛けて
黒い髪は清楚にピンで止めて、仕上げはメガネ!!
これで優等生 [杉崎夏希]の完成だ。
「うん、完璧だわ。」
まだ時間はあるけど
10分前行動!!
今日は入学式。
私は今年の春から生徒会副会長になったのだから頑張らなくちゃ!!
今日は会長の変わりに挨拶として在校生代表の言葉を言う事になった。
「よーし。頑張るぞ!!行ってくるね、お母さん。」
私は玄関のドアを開けて学校へ向かった。
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