お酒は二十歳になってから

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「うぅ……っ」 優壱も床に転がっていた。 それに鏡が気付いた直後怒号が飛ぶ。 「優壱!!テメー休憩五分も過ぎてんだよ!! 何やってやがる!! 休憩終わる五分前には仕事に戻れって言ってんだろ!!」 「だから……巴さん…… それ実質三十分の休憩二十五分じゃないですかって…「あ"?」 「ナンデモナイデス……」 「俺様に歯向かうたぁいい度胸じゃねえか お前いつからそんなに偉くなったんだ? あ?」 「何でもないって言ったじゃないっすか!! イタタタ!頭はないです!巴さん!頭は!」 巴は床に転がっている優壱の頭を踏みつけている。 巴は優壱を踏みつけながら、ふと鏡の視線に気付き、目を向ける。 「ああ、目障りだったか? この馬鹿がじゃましたな」 巴は優壱の襟首を掴み引きずって行った。 優壱の「死ぬ!死にますよ!巴さん!」という声が響いていた。
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