混沌の世界

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……… …… … 目を開くと目の前には街並みが広がっていた。 辺りを見回す。 どうやらここは丘のようだ。 「~~!」 女性の声が聞こえる。 誰かを呼んでいるようだ。 きっと近くに居る男性を呼んでいるのだろう。 パタパタと走る足音が男性に近づいていく。 「ちょっと、~~!」 「ぼ、僕?」 「そうだよ? ~~、何言ってんの? あっ、ついに自分の名前が分からなくなるまでボケちゃったかぁ… おじいちゃん…まだボケるには早いよ…?」 ……… …… …
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