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さっき、ゴスロリ少女のことを「戦闘に慣れていない」なんて偉そうなことを言ったが、実はオレだって戦闘訓練はこの時からだ。
しかも、師匠のガラ師匠、やる気があるのかないのか、けっこうテキトーに指導されてるような気がしなくもない。
さらに付け加えるならさっきの様子からも分かるように、師匠にはオレを守ってやろうとかいう気はさらさらないらしい。
なら、なぜ、最初の襲撃の時には助けられたのかって?
まあ、あの時のことはまたそのうち詳しく話すつもりだから、その辺の事情もその時に。
とにかく、強大な組織の刺客を相手に能力を駆使して闘い、何とか命を繋ぐってのが今現在のオレの日常ってわけだ。
……いや、実は、このゴスロリ少女が初めての敵なんだけど……。
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