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「師匠、何で? 角にやられたんじゃ?? それにあの硬い殻を破っての爆発とか、一体どうなってんだ??」
「あんな、まっすぐ飛んでくるだけの攻撃くらうかよ。引き付けるだけ引き付けてかわしたら、後は近接状態だ」
こっちへと歩きながら、縄苦無を放り上げる。
能力によって生まれた武器はガラスのように粉々に砕け散ると、赤い光となって再び無へと還った。
「接敵しちまえば、あとは装甲の継ぎ目に苦無をねじ込んで発火。それだけだ。あ、俺の場合は炎として具現化するよりも、その前段階の発火だけの方が多少火力を上げたとしても楽だしな」
「第一世代だとか第三世代だとかの説明はある?」
「それに関しては後程、な。とりあえずココを離れようか」
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