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月明かりの中でただ、ただ静かにたたずんでいた その横顔はどこか悲しげで…桜のように儚く美しかった 私はそっと、その男に触れた いや…“触れようとした” 「…っ!?誰だっ!!!」 触れようとしたその瞬間、驚いたように男は振り返り、私へと刀を向けた
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