―02―

8/14
前へ
/35ページ
次へ
そこまで思い出し、ふと自分の頬が濡れているのに気付いた… 「…っ…!?また涙が…」 切なさを…寂しさを…心に抱えたまま瞳を、心を濡らして あの時、悲しみにくれる貴方の大きな背中を抱き締めて、泣きながら…小さく小さく呟いた ――――――――――――――――――――― 「…大丈夫… 私が…まだ私がいます…」
/35ページ

最初のコメントを投稿しよう!

43人が本棚に入れています
本棚に追加