0人が本棚に入れています
本棚に追加
2011年 10月17日 月
午前7:30
眩しい日差しに包まれながら目を覚ました。
俺は木村萩策
中学3年だ。
俺らの学校では二週間後に行われる合唱コンクールの話でいっぱいだった
俺は朝食をとり支度をして学校へ向かった。
学校では相変わらずの話題だ。
この日の一週間前……。学年の自由曲を決めていたが、俺ら5組の曲は
「聞こえる」
最初はとてもではないがいい歌に思えなかった。
だが今年最後の合唱コンクールだと心に秘め燃えていた
授業中、俺の隣にいる
滝田 美波がいった
「聞こえるって曲難しいらしいよ」
嫌々そうに反応した俺をみて斜め後ろにいる
藏地 笙がいった
「選曲で勝敗が決まる訳じゃないよ」
……確かにそうだ。
そんな事を話している間に授業はどんどん過ぎていき、放課後になっていた。
いつもより過ぎる時間が早く感じた…
周りのクラスはみんな
練習モードに入っている
今日この日から始まった練習に気合いの入る女子を鏡に男子も気合いを入れていた。
パートごとに分かれ練習をして最後に合わせてみたまだまだ練習が必要だと思ったが…。
初日にしてはいい練習をしたと少し満足感を頭に浮かべていた。
俺はいつものように寝床へ入り音楽を聞きながら目を閉じた………。
最初のコメントを投稿しよう!