素直になれない

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それから 授業が始まって、 ヒソヒソ二人で 話しながら 笑って過ごした。 それが 私にとっての 楽しみの1つだった。 キーンコーンカーンコーン ガラガラッ 「和紀!!」 休み時間になった 途端に、教室の扉が開き 可愛らしい声が聞こえた。 笹原「んだよ。七海。」 笹原を呼んだのは 八嶋七海。 七海「映画いつにする??」 笹原「んー決めといて。じゃ」 七海「あっ!!んもう!!」 少し怒りながら 七海チャンは教室に戻って行った。 「二人付き合ってるのかなぁ??」 いきなり後ろから 私の心の声が聞こえた。 未来「ぅわあ!!愛美か...」 愛美「愛美かとはなによ!!そんなことよりも付き合ってるのかな??」 目をキラキラしながら 言う愛美。 未来「知らない。興味ないし」 嘘。興味津々。 知りたい。 愛美「そっかぁ...」 愛美は残念そうに呟いた。 それから、チャイムが鳴って 笹原ともいつもどうり 過ごした。
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