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雅「そんなんじゃないよ!///」
俺は首を左右に振る。
時「でも顔、赤いよ?」
ニコッと優しく笑いながらそう言う時雨が何故だか小悪魔に見えた。
…絶対からかわれてる!!
俺の顔が赤いからって面白がってるんだ!
雅「なんでもな(祐→)「ほんとだ。赤い、赤い(笑)」」
そう言って俺の言葉を遮る祐哉。
……コイツ絶対後でぶっ殺す。
え?なんで祐哉だけかって?だって俺が勝てそうなの祐哉だけだもん♪(笑)
梓「…なんならさ、俺とキスしない?」
雅「塔谷、頭大丈夫?…なんでキスなの?」
梓「雅が俺の事を好きか確かめるため?…それに、雅は男子とキスをしなきゃいけないんだから俺としたらその罰ゲームも終わるし……一石二鳥じゃん?(笑)」
なんと言う無理矢理な考え…。
雅「…塔谷、俺の事…す、すす…好きなの?//」
時「へぇー。いつもならそんな事、気にしないくせに。…やっぱり雅好きなんだ」ボソッ
祐「俺は雅の事、大好きよ!(笑)」
ガバッと笑顔でまた俺に抱き着いてくる祐哉。
梓「へぇー?気になるの?」
クスクスと笑う梓。
…なんだか色っぽい。
雅「う、うん//」
なんで俺、あんな事、聞いたんだろ。
やっちゃえば罰ゲームも終わったのに…。
梓「好きだよ。…ずっと前から」ボソッ
ボソッ、っと梓はなにかを言っていたが、俺には良く聴こえなかった。
雅「ん?ごめん、良く聴こえなかった…もっかい言って?(汗)」
梓「…………」
雅「塔谷?」
梓「っ!…塔谷なんて呼ばないで!!…梓って呼べよ!」
雅「どうし…っん!?」
塔谷の口調が変わり、梓と呼べと言われどうしてかを聞こうとしたと同時に塔谷に手を引っ張られ、俺の唇に何かがあたった。
…それはきっと塔谷の唇。
俺は塔谷とキスをしているのだろう。
…俺の頭、思考停止中。
いきなりの事で頭が真っ白になる。
彰「おぉ!!」
祐「俺の雅がぁ!塔谷に汚されるー!(泣)」
雅「ふぁ…ん///」
酸素不足で口を開けると俺の口に何かが入ってきた。
甘い、甘いなにかが。
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