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時「取り敢えず、なにがあったか教えて?」
雅「言いたくない」
言いたくないよ。キスしなきゃいけないなんて…。
しかも男子に。
…キスだよ?あ、俺まだしたことない…。
嗚呼、俺の初キス、男(同性)に奪われるのか…
ん?いや、奪うのかな?
俺が罰でしなきゃいけないんだし?
関係ない人巻き込む事になるもんね。
時「じゃあ、祐哉から聞いても良い?」
俺はない頭で考えながらも小さく時雨の言葉に頷いた。
―――――――――
――――――
―――
時「………………うん、先ずは…雅、お前はバカか。(怒)」
あら?
時雨様が珍しく怒ってらっしゃる様に見えるのは気のせいですよね?
時「あれほどバカな事はするなって言ったのに!…お前は人の話を聴いてないのか?」
怖いよー!そんな顔で睨まないで下さい…。
祐「まるで狼に怯える兎だな…(笑)」
雅「笑い事じゃな(時→)「雅!」」
雅「はいぃぃぃ!(泣)」
時「これに懲りたらもうやるな」
雅「は、はい…(泣)」
時「言ったな?やらないって言ったな?…お前、それでまたやったら殺るからな」
時雨が怒ると怖いの忘れてた…。(泣)
…てかなんかやるの意味が違うような…(汗)
まぁ、やんなきゃ良いんだよね!
時「祐哉も雅をバカにしてるけどお前もなんだからな?」
祐「うん…」
時「……で?キスする相手決めたの?」
あ、時雨が優しい時雨に戻った…。
雅「ううん」
時「じゃあ、祐哉とでもやっちゃえば?」
雅「はぁ?」
時「だって祐哉は良いみたいじゃん。…それとも俺がやってあげようか?」
時雨は俺をバカにしたように(バカなんだけどさ)クスクスと笑う。
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