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梓「うん、じゃあ雅…熱でもある?」
雅「熱?熱なんてないよ」
梓「そう。じゃあ俺に惚れたか(笑)」
そう言ってクスクス笑う塔谷。
雅「まっ、まさか!//初めて会ったのにそれはない!…それに俺はそっちの趣味はない!!///」
否定するも、未だにドキドキしている俺。
なんなんだ、一体…。
梓「だよな(笑)…けど、俺は好きだよ。」
そう言うと同時に俺の頭をポンポンと撫でる。
雅「ほぇっ!?///」
いきなりの事に戸惑う俺。
梓「あんたみたいなの(笑)」
彰「へぇー、珍しい…梓が人に興味持つなんて。」
梓「まぁな。(笑)」
祐・時「…雅!」
あ、祐哉と時雨だ…。
そう言えば、俺の性格が変わって、置いてきちゃったんだよね。
梓「誰?…あぁ、祐哉に青葉さんか」
祐「なんでお前がココに?」
梓「ちょっと用事があってさ」
塔谷はニコッと微笑む。
…ニコニコしてんな…。
まぁ、顔はカッコいいけど…。
祐「ふーん。あ、雅!コイツ気を付けろよ?極度の二重人格だから(笑)」
はい…?
なんで俺?
祐「お前は今日初めて会っただろ?…今はこんなに爽やか君でもいつ二重人格が出てくるか…。めちゃくちゃドSだから。あ、お前も二重人格か。(笑)」
時「ホントだよ。お陰でこっちは身も心もボロボロだよ」
はぁ、っと小さく溜め息を吐きながら時雨は呟いた。
…なにがあったんだ、時雨に。
てか、あの時雨をここまでするなんて…塔谷、恐るべし。(笑)
梓「俺は二重人格じゃなくてどっちも素なんだよ!…どっちかって言うとドSの方なんだけどね」
時「…ねぇ、聞いてい?雅」
雅「ん?」
いきなりなんだろ。
時「熱でもあるの?」
それか!
雅「ないよ!」
時「んー…じゃあ塔谷に惚れたの?」
…………どうしてそうなるの?
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