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「どうだ?お主達にも悪い話では無いと思うのだが?」
織田の若様は未だ殺気を出し続けている夢夕と佐助にニヒルな笑みを向けながら聞く。
「だってよー。夢夕、どうする?」
「佐助、行く、俺も。」
殺気を放ったまんまの状態で佐助が夢夕に聞くと、夢夕は殺気を納めて言う。
「そっちの無口な奴はなんと言ったのだ?」
夢夕が言っている内容が理解できなかったのか、前田の犬千代が佐助に聞く。
「つまり、俺様が行くなら夢夕もついて来るって訳。俺様、責任重大すぎやしませんかね?」
肩を竦めながら佐助が答えると、織田の若様が突然刀を抜き、佐助の首にあてる。
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