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「なん…「分かった!」」
佐助に問いただそうとした龍真を遮り、花は里に向け走り出す。
すると、渋々龍真と虎真も走り出した。
「いやー短い人生だったね~」
「俺達、まだ、5歳。冗談、暇ない。」
オチャラケて言う佐助に、夢夕が突っ込む。
「それに、まだ、死ぬ、限らない。」
夢夕が言い終わると同時に夢夕と佐助の前に現れたのは、黒毛の馬に跨がった、まるで山賊の様な身成をした男と、茶毛の馬に跨がった奇っ怪な服を着ている青年?の二人である。
「お主達は何故このような場所に?先程感じた3つの気配はどうした?」
夢夕と佐助に、奇っ怪な服を着ている方が聞いた。
「貴方達こそ、何故このような場所に?織田の若様とおそらくですが、前田の犬千代様?」
佐助が問いを問いで返す。
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