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皐月「その名も『珠子』!」
テーブルに乗り、偉そーに(無い)胸を張って言う。
父「行儀が悪いぞ、皐月。ちゃんと座りなさい」
皐月は、親父のお叱りを受け、渋々座る。
親父は妹達には甘い。
俺が同じようなことをしたら、『テーブルの気持ちがよく分かるだろう』とか言いながらながら俺を床に転がし、仁王立ちで乗るだろう。
まぁ、父親が娘を踏んづけてたら、それはそれで問題だろうな。
もうちょっと説教してやればいいのに…
剣「たまこ?お前にしてはまともだな。むしろ地味…いや、古くさい?」
皐月「失礼だな兄ちゃん。女の子の名前を古くさいだなんて」
剣「いや、珠子に決まった訳じゃねぇし。ちゃんと意味があるのか?」
皐月「この皐月様に抜かりなし。ご教授しよう……」
まぁ、要約すると
①美しい、大切なものという意味で「珠」(貯金箱だし、ちょうど良いんじゃね?)
②「子」は女の子だから
③母さんの名前の「珠稀(タマキ)」から
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