2.前日談

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剣「皐月、こいつが着てた俺の服どうした?」 皐月「あぁ。あれなら兄ちゃんの部屋に戻しておいたよ。で、今はあたしの服貸してあげてるの。身長はあたしより低いし、どうにかなるかなと思って」 ?「はい。ありがとうございます。少し胸のところが苦しいですが、先程よりは動きやすいです」 「どうせ、身長ばっかで胸はありませんよ~だ…グスン」 あ、凹んだ。気にしてるからなぁ、こいつ… じゃなくって、 剣「なに部屋に戻してんだよ!?洗濯しろよ!」 皐月「え?だってこんなに可愛い女の子が着けたんだよ?洗濯なんて勿体なくね?」 もうどうなってんのこいつ… 剣「いや、可愛いけどさ…他人が着たもんなんかそのまま着れるか」 皐月「着なけりゃいいじゃん」 剣「どうすんだよ…捨てろっていうのか?」 皐月「はぁ…。馬鹿だな兄ちゃん。匂いを嗅ぐに決まってんじゃん。」 は? 剣「だ~か~ら~!クンカクンカして、ぷは~ってして、『うっ』てして、ふぅってすんだよ!」 コイツ家から追い出そうかな
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