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父「ふむ…大体の事情は分かった…」
剣「父さん…」
父さんは、この貯金箱の事をどう思ってるんだろう…
追い出すのだろうか…それともここに置いてくれるのを許してくれるのか…
父「剣よ…」
剣「…!」
父「お前、食事中に騒いだんだな?」
剣「……は?」
父「ほぅ。親に向かって『は?』か。思っていたより成長したんだな。愚かな方向に!」
剣「い、いや!今の『は?』は、悪い『は?』じゃな…」
父「喋るな!舌が無くなるぞ!!」
ゴッ
鉄拳が隕石の如く俺の頭に落ちた。
剣「…………っ!」
頭蓋骨がへこんだかと思ったが、そんなことはなかった。
俺の頭は、今まで伊達に鉄拳を食らっていたわけではない。
父「剣…お前、頭も成長したな…お父さん、拳が少し痛むぞ…」
剣(全然嬉しくねぇ…)
いろんな意味で泣けてきた…
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