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目の前の誠人と背格好だけ似た少年が誠人の隣に立つ。
黒髪を少し立たした短髪で誠人とは正反対の雰囲気な
我が弟第二段。
「武人(タケト)まで何いってんのよ。お姉様の顔を忘れたの?」
ジロッと睨むとあれ?っと首を傾げだす武人。
そこへ誠人は
「ちげぇんだよ!まゆじゃなくて舞華に戻ったんだよ!」
ん?
戻った?
「もしかしてアンタ達‥‥まゆを知ってるの?」
恐る恐る、二人に問う。
すると二人同時に頷き
「「さっきまでいたんだよ。」」
指を同時にアタシに向けた。
「あ、アタシ?」
予想はついていたけど、
やっぱりアタシとまゆは入れ替わっていたらしい。
こんなファンタジー本当にあるのね。
「っで、それはそうと、なんなのこの服装。」
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