アタシその2

20/30
前へ
/150ページ
次へ
目の前の誠人と背格好だけ似た少年が誠人の隣に立つ。 黒髪を少し立たした短髪で誠人とは正反対の雰囲気な 我が弟第二段。 「武人(タケト)まで何いってんのよ。お姉様の顔を忘れたの?」 ジロッと睨むとあれ?っと首を傾げだす武人。 そこへ誠人は 「ちげぇんだよ!まゆじゃなくて舞華に戻ったんだよ!」 ん? 戻った? 「もしかしてアンタ達‥‥まゆを知ってるの?」 恐る恐る、二人に問う。 すると二人同時に頷き 「「さっきまでいたんだよ。」」 指を同時にアタシに向けた。 「あ、アタシ?」 予想はついていたけど、 やっぱりアタシとまゆは入れ替わっていたらしい。 こんなファンタジー本当にあるのね。 「っで、それはそうと、なんなのこの服装。」
/150ページ

最初のコメントを投稿しよう!

173人が本棚に入れています
本棚に追加