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―――
「あぁ―――!こんちきしょぉっ!!」
ココは乙女が似合うバラ園
それに不釣り合いな声
アタシだけどなにかっ!?
見てのとおりアタシはむしゃくしゃしている。
あのセクハラ親父めっ!
今日も懲りずにオーディションを受け聞き飽きた不合格。
あのセクハラ親父はアタシの動きを見ると見せ掛けちゃっかり不必要なボディタッチを繰り返し、思わず怒鳴ってしまったら予想通りの不合格。
フンッ!
こっちから願い下げよ!
フンッだ!!
シクシクシクシク。
いつもの定位置でアタシは寝転がり静かにいじけた。
いいもん
いいもん!
‥‥‥‥‥‥‥虚しい。
なんだかアタシは暗闇の中に放り込まれたみたい。
だって
視界全部が黒で
自分がどこに立っているのかさえわからない。
どこ?
『――――――――!』
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