『a strap』

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   『a strap』      作詞/澄鵺 奏与 君から貰ったストラップ 夏の匂いを残して 季節を超える 約束通りには まだ会えないけど 近くにいるよね? 感じているから 慌てふためく日曜日 寝癖もそのまま 自転車を飛ばした 過ぎてしまった待ち合わせ ぎこちなく手を振った 笑って振り返してくれた 駅前 人混みの中 息苦しかったけど 楽しかったこと 覚えてるよ あの日 君から貰ったストラップ おそろいの形して 携帯に飾った 約束を交わして また会おうって それっきりサヨナラだね? 夢見心地の月曜日 また日常に舞い戻る 今日は寝癖を直した 見慣れた歩道橋 交差点 駅まで続く新しい記憶 君が笑った気がした ひと月 ふた月 経つごとに 不安だったけど 約束通りに待っていた あの日 君が打ち明けた言の葉に 僕は何も言えなかった 自分が自分と思えなかった 返事の代わりの 約束を結びつけて 君を待ち続けてる ほんとは少し感じてた 季節が色褪せていくたびに 受け入れたくない真実が 思い出に 日常に 君との約束に 滲んでいく あの日… 君から貰ったストラップ 夏の記憶を残して 季節を超える 君が綴ったメッセージ 果たされる日を信じて 空に 涙を隠そう 君から貰ったストラップ 夏の匂いを残して 僕らを繋ぐ 約束通りには まだ会えないけど 近くにいるよね? 感じているから
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