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担任が来て
慌てて七海チャンは
自分の教室に戻った。
笹原が席に戻った。
未来「ねぇ...」
笹原に話しかけた。
笹原「ん??何?」
未来「私達って付き合ってるんだよね??」
自分でも信じられないことを
口にした。
違う何て言われたら
傷付くの自分なのに。
一瞬驚いた顔をした笹原。
笹原「え、違うの??」
あぁ
よかった。
付き合っていたんだ。
ホッと息をついた
未来「だったらさ、別れよう」
え??なに言ってんの自分。
別れたくなんかないよ...
けど、笹原といると辛いよ...
辛いから逃げる。
これが私のだした選択。
気持ちより先に
口が動いていた。
未来「もう...辛いよ...」
私はとうとう涙を流してしまって、席を立ち走って教室を出た。
後ろから担任が何か言ってたが
聞いてる余裕など、私には
無かった。
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