第ニ章
2/21
読書設定
目次
前へ
/
217ページ
次へ
僕は電車に乗り込み、空いている座席に腰を下ろした。 前の座席に座っている男性は眠っているらしく、時々小さな鼾が聞こえてきた。 僕は鞄の中から本を取り出した。 随分前に買って、読むことも無く本棚にしまってあった本だ。 この三年間、本をゆっくりと読む時間なんて僕には無かったのだ。 僕が本を開いたのとほぼ同時に、電車は走り出した。
/
217ページ
最初のコメントを投稿しよう!
340人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5,886(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!