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これから僕が向かう職場がどんな職場なのか、それが僕には不安でならなかった。
また毎日怒鳴られるばかりの日々を過ごさなければならないのか、あるいは、怒鳴られる対象にさえされないのか、全てがわからなかった。
ただ、一つだけわかっている事実を言えば、それは、僕が出世コースから完全に外されてしまったということだけだ。
それが、僕や僕の家族にとって幸せなことなのかどうかはわからない。
だけど、それは間違いの無い事実なのであって、僕の前に分厚い壁のように横たわっていた。
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