第ニ章
16/21
読書設定
目次
前へ
/
217ページ
次へ
カウンターの女性はすぐに僕に気づき、声をかけてきた。 僕が今日からこの営業所に赴任することになった旨を簡単に伝えると、女性は僕を奥の方にいた禿頭の男の前に案内した。 男性は、これから僕の上司となる人だった。 僕が形式的な挨拶をすると、上司はよろしくと言って、僕に右手を差し出した。 僕はゆっくりと手を差し出し、その手を握った。 その手は汗でしっとりと湿っていた。
/
217ページ
最初のコメントを投稿しよう!
340人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
5,886(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!