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私は、有河りお。
龍泉高校に通って2年目。女友達も男友達も人並み以上にいる。
学校では割と有名らしく、いつの間にか女子のリーダーのような存在になっていた。
廊下をあるいていると友達が後ろから泣きついてきた。
「りお~!ちょっと聞いてよ~」
「おはよー、何?」
「彼氏ん家いったら…女がいてー。」
「だからやめた方が良いって言ったのに」
「ほんとだよー」
彼女を慰めて、別れて教室に向かった。
私にはいつもと変わらない光景。
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