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昼休みに入った頃、クラスメートの真菜に声をかけられた。
「何?」
「あのさあ、りおってー。本当に寛秋くんがすきなの?」
「は?いきなりどうしたの?」
「だってぇ。寛秋くんがいるのに祐介くんとカラオケ行くんでしょ?」
「…祐介は友達だし。」
「りおはそうかも知れないけどー。」
……わかってるよ
「寛秋くんはいい思いしてないでしょー」
そんなこと、言われなくてもわかってるよ!
私は何も言わず、真菜から離れた。
そして約束どおり、祐介とカラオケに行った。
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