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志貴「くだらん。孝、麗を守ってやれよ。」
カシュッ
収納式ナイフの刃をしまい、また学ランのポケットにしまう。
さーて、高城嬢助けて、毒島センパイに会うか。後は……切り刻むだけ♪
志貴「♪」
麗「ちょっとどこに行こうってのよ!?」
志貴「俺が一緒に居たら邪魔だろ?テメェの大好きな永を殺したんだ、邪魔じゃない筈が無い。
だからさっさと下に行って、行くついでにそこらの〈奴ら〉切り刻んどいてやるよ。」
麗「なっ………」
孝「何言ってんだよ!?1人でどうにかなる訳無いだろ!!」
麗「ねぇ……志貴?」
無視無視っと。ってか今更ながら、ヒロインが巨乳じゃん?
というか細かい設定知らないけど巨乳に見えるじゃん。でも私、巨乳派じゃないの(笑)
麗「やめてぇっ!だめっだめぇっ!」
ガシッ
……足、掴まないでください。重いとです。ってかさり気なく胸に当たってるし。
麗「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
どこの鉈少女だ。
麗「本気じゃないの!本気で言ったんじゃないの!!
お願い、お願いだから一緒に居て!!」
……………はぁ。泣いてる女って、クソ面倒いな。
ガキのあやし方しか知らんが、まぁ大丈夫か。
すたっとバリケードから降りてそのままぎゅっと抱き締める。
麗の身長は俺の胸ぐらいなので、端から見たらきっと良い感じだ。
んで、背中を一定のリズムで軽く叩いて落ち着かせる。
志貴「ったく、身勝手過ぎんだろお前。散々文句言ったクセにこの様か?」
麗「ごめんなさい……」
志貴「ほら、孝に抱き締めて貰え。俺がしてやんのは此処までだ。」
孝「……志貴は、どうするんだ?」
志貴「邪魔なバリケードを壊す。まずは学校から出ないとな。」
麗「で、でも〈奴ら〉は軽く10体は居るのよ?」
志貴「大丈夫だ、胸糞悪ィが親友を殺したんだ。他の有象無象を殺すのに躊躇いは無い。」
うっそでーす☆
永殺すのは決定事項だったし、直死の魔眼もナイフの切れ味も試せて助かりました!!
………俺こんな性格してなかった筈なのに……
ヤバいな、うん。コレが俺の本性か?
狂ってんなぁ………ま、狂ってないとこの世界は厳しいから大助かりだ。
プラス思考じゃないとね(笑)
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