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孝「どうやって病気の流行は終わったんだ?」
鞠川「色々考えられるけど……
人間が死にすぎると大抵は終わりよ。感染すべき人が居なくなるから。」
平野「でも、死んだ奴はみんな……動いて襲ってくるよ。」
毒島「拡大が止まる理由は無いという事か。」
鞠川「これから暑くなるし、肉が腐って骨だけになれば動けなくなるかも。」
志貴「夏なら20日で一部が白骨化するが……
果たして腐るかな?
奴らは医学の対象……いや、世界の理から外れた者共だ。
奴らを殺し尽くすってのが、一番明確で確実な方法だが数が違いすぎる。」
毒島「家族の無事を確認した後、どこに逃げ込むかが重要だな。
ともかく、好き勝手に動いていては生き残れまい。」
志貴「俺は余裕で生き残れるがな。
ま、チーム組んで生き残りも拾ってくってのが妥当だな。」
麗「どこから外へ?」
毒島「駐車場は、正面玄関からが一番近い。」
さァてと………これから先はどうなるかな?
七夜の技使える以上、俺は死なないがな(笑)
孝「行くぞ!!」
カカッ 面白くなって来たな。
毒島「最後に確認しておくぞ。無理に戦う必要は無い避けられる時は避けろ!
転がすだけでもいい!!」
沙耶「連中、音にだけは敏感よ!
それから普通のドアなら破るぐらいの腕力があるから掴まれたらそのまま喰われるわ!
気をつけて!!」
情報の交換をしながら階段へさしかかった時、悲鳴が聞こえた。
階段の踊場に5人……
女子2人に男3人が襲われている場面に遭遇。
皆さん武器握りしめちまって……
ま。今回は眺めるかな。
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