ぷろろ~ぐ・

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「はっはっは、そんなに震えんなよ。紅茶が美味いのは解ったから震えなくても良いぜ? なんなら、俺直々にお代わりを用意してやるがどうする?」 ケタケタと、嘲笑う。端から見たらさぞかし危ない事だろう。だが今はそれさえ気にならない程キてる。 「か、かみしゃまを離しなさい!!!!」 「あァ?」 上擦った声に反応し、横を向くと先ほど俺が幻覚扱いした頭に輪っか、背中に真っ白な羽で金髪碧眼でスタイルも良い女性がこっちを睨んでいた。 フォークを両手で握り締め、此方に向けながら(笑) 「ウッセェ女だなぁ…… 黙ってねぇと生爪剥いで一本一本エンコ詰めて四肢切り落として達磨にすんぞ?」 エンコ詰め=組でけじめ付ける為に指を切り落とす事。 達磨=裏での意味は四肢を切断し、完全に抵抗出来なくした人を性処理の道具にする事だ。 「ひ、ひぃぃっ!!」 ペタンと尻餅をついた女。まぁ、腰抜けたろ。コレで邪魔はされない……… が、萎えた。 「ほら、離してやるからさっさと起きろ。」 頭に乗せていた足を退けてやる。でも、退ける前に一発、火傷したであろう背中に踵落としをプレゼント。 「イッターーーーイ!!!」 ………意外と、元気なんだな。
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