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「か、神様を殺すつもりですか!?」
うるさいお漏らし天使。気づいてるかは知らんが、白いワンピース?の股間辺りにシミが出来てんぞ。
優しい俺は言わないけど。
ってかいい加減立て、せめてM字開脚止めろ。後ずさろうとしたのかもしれないが、汚いパンツが見えてるじゃないか。
神は神で、心配してる素振りは見せても移動させない体制指摘しない目線がチラチラとパンツや胸元に行ってる。
サイテー。
「殺して、お前を俺の奴隷にしてやろうか?
多分、やろうと思えば出来るぞ。」
「人間に、神は殺せないよ?」
「頭潰して心臓潰して羽引き抜いて四肢切り落として我が足下の死屍にしてやろうか?」
「すみませんっしたぁあ!!!!!!!」
………今のやれば死ぬんだ、神って。
「あわあわあわあわわわ」
あわあわウルサい!!
「で、俺を志貴に出来るのか?」
「出来ますとも!!お詫びに体力∞を付加、常時発動型魔眼の切り換えオプションを付加しときます!!
短刀は決して折れず、切れ味が落ちないように私めの加護を付加させていただきます!!」
うむ、大儀であった。
「そ、それでは早速学園黙示録の世界に……」
「あ、その前に俺の設定決めていいか?」
「設定?」
「そ。家は当然だが七夜家、んで昔から暗殺を生業とする殺し屋一族で今も国の裏で密かに暗躍中。
母親は病死で、父親は後追い自殺。家業柄、昔から高城家とは面識を持ち良好な関係を築く。
んで、その影響で俺は高城沙耶と幼なじみで、井豪永とは大親友、小室孝や宮本麗とも友人になってるって感じで頼める?」
「うむ、心得た!!では、第2の人生に神の加護があらんことを……」
神がそれを言うのか?
「アーーーッ!!」
俺は、王道の落とし穴で落とされた。
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