さっちゃん

「HR始めるぞ。今日の日直。前に出てこい」

「はーい」

私と未希ちゃんが今日の日直。

「これから、帰りの会を始めます。明日は･････････････今日の一言です････････以上で帰りの会を終わります。福山先生のHRに切り替えます」

「今日は、帰りに雪が降るかもしれないから、早めに帰れよ」

「はーい」

_____________
「未希ちゃんまた明日❗」
「さっちゃんまた明日❗」

ﾀﾀﾀｯ

ｶﾝｶﾝｶﾝｯ

「あ～あ、電車来ちゃった」

ﾄﾞﾝｯ

『えっ････』

私は誰かに押された

足が、線路の溝にハマり、足をくじいた

必死に逃げようとしたが、遅かった

「う････そ･･･」

ｶﾝｶﾝｶﾝｯ
ｺﾞｵｫｫ

ｷｲｲｨｨﾝ

「い･････イヤアァァァ･･･」

佐知子ちゃんはひかれた
頭のない。上半身と下半身が二つに別れて････

だが、寒さのせいか血管は凍りまだ生きていた。
必死に動いて、道路に来て、頭と･･･下半身を探していた･･･