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「ちょっとッ!? 何その子?」 さっきよりワントーン低い声が聞こえて、声の主を見る。 そこには目が据わっている平助が…… 新八に夢中で、私の存在に今気が付いたのだろう。黒いオーラ満載で睨んでくる。 「さっき町で拾ったんだ。俺の妹みてぇなモンだから、仲良くしてやれよ」 「…妹…」 黒いオーラマックスだと思っていた平助のオーラが更に黒く、重くなる。 「へぇ~、妹、ねぇ……ってかさ、いつまでぱっつぁんにひっついてんのさッ」 新八の首にまわしていた私の腕を引っ張りながら睨む。 私もハッとして、腕を解く。 「ごめんなさい」 新八と平助にそれぞれ謝る。
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