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僕は15歳の春、晴れて高校生になった。
中学時代の友達とは離れ正直不安でしかたがない。
よく高校生になるのが楽しみだとか言う奴らがいるけど僕はその限りではなかった。
ひらり
ひらり
ひらり
澄みきった青色の空に満開に咲き誇る桜の花びらが舞がった 。
遠い昔、雑木林で出会った少女をなぜか今思いだす。
そしてセーラー服を綺麗に着こなしている清楚な女の子が一瞬見えた気がした。
もう一回瞬きをしたあと辺りを見渡したがすでに辺りには桜が舞っているだけだった。
たぶん気のせいだろう。
そうその時は思った。
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