プロローグ

2/2
18人が本棚に入れています
本棚に追加
/104ページ
風が頬を突き刺すような冬の寒い日。 あたしは、命の灯火が消える瞬間に立ち会った。 ただただ、何もできずに。 医師や看護師が慌ただしく行き交うその場所に立ちすくんでいたんだ。
/104ページ

最初のコメントを投稿しよう!