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５分後。
幸いにも人が通った。
犬の散歩ではなかったけど。
ジョギングだった。
さらに運の良いことに
「おい！君、大丈夫か？」
なかなか熱血系に気づいてもらえた。
その熱血漢が救急車を呼び、病院に着いた。
オッサン…ありがとう。
伝えれるなら伝えたい。
だけど…
急いで、俺は救命救急という所に運ばれた。
ビッ
ビッ
ビッ
うわー、ドラマみたい。
手術室に入っての第一声がそれ。
まさかこんな感じで入るとは思わなかった。
手術されてんの、俺だし。
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