2日目・孤独

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「あーら。いらっしゃい。」 自動ドアも開けずに入ってきた俺達におばちゃんは言った。 本当に見えてるのか… 「早姫ちゃん久しぶりね~。よく店には来てるみたいだけど。」 チクリ。 「佐原さんこそ、また白髪増えました?」 露骨に反抗する早姫。 「…」 ムカッって音した。 ひえ~… 早くこの場から逃げたい。 「…そちらの彼は?彼氏?」 いきなり話を振ってきた挙げ句 何を言うんだ、コイツは。 「違うから!」 しかも早姫めっちゃ早く否定したし! 百人一首の名人並みのスピードだったぞオイ。
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