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「ま、何でも良いんだけど。お金払ってくれれば。」
意外とそこはさっぱりしてるみたいだ。
やはり女ってのは怖い。
「行こ。」
早姫に言われ、パンコーナーに向かった。
「以上で2000円になりまーす。」
「…チッ。」
精算。
早姫は渋々お金を出す。
俺も出す。
「早く行こ。」
「はいはい。」
どうやら早姫はあのおばちゃん(佐原さん)が苦手なようだ。
「あ、君。ちょっと来て。」
が
佐原さんに呼ばれる。
「何すか。」
先で待つのがいるんで手短にお願いします。
「…早姫ちゃんのこと、よろしくね。」
佐原さんは悲しげに笑った。
「これ、あげる。」
何かのカード。
「退屈は凌げるから。」
なんだろうか?
「そーた!」
とりあえず早姫が呼ぶから行った。
…悲しげな顔が引っ掛かった。
「あの人、何か言ってた?」
「これくれた。」
カードを見せる。
「ああ、テレビカードね。」
テレビカード?
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