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小坂菜穂子は部屋に入るなり、どこにあるのか知らない、1人で座る用の椅子に座った。
寝てる俺の傍で。
ただ俺をじっと見つめてる。
…ドクン。
離れた位置にいるのに
ソファーに居るのなんて小坂には見えてないのに
変な緊張というか、汗が止まらない。
何なんだよ…
しばらくして小坂が立ち上がった。
「!?」
肩がビクーンとなる。
何するつもりだ?
シャッ。
カーテンを閉めた。
ああ…
何か拍子抜け。
何を期待してたんだか。
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