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チャイムが鳴って授業が始まる。灯里は教科書とノートを開いて授業を受ける。
早速隣の愛香はうとうとしている。
愛香は陸上部に所属している。朝練があって、放課後も練習。とても疲れているんだろう。
それを見た灯里はこう思った。
「愛香ちゃんの為にちゃんとノートとって後で見せてあげなきゃ」
灯里は愛香の事を応援している。愛香の陸上の大会を見に行くほどである。灯里は愛香が走っている所を見るのが好きだ。早くてとても綺麗な走り方、まるで風みたいだからだ。
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