俺は太鼓の達人なんて…

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二階を探したが、いなかった。 準「どこいったんだ?」 一回に降りると、 準「いた。」 太鼓の前でマイバチを構えて立っている。曲を選んでいるのだろう。 準「峻。なんの曲やるんだ?」 俺は太鼓の達人はやらないが、峻のを何回も見ているので、曲ぐらいなら知っている。 峻「ん~。とりあえず一曲目ということで。」 峻は幻想即興曲という曲を選んだ。 峻は華麗に良判定を連発した。 俺は、峻のプレイを眺めていた。 そして、曲が終わった。 ドン「フルコンボ!!」 準「さすがだな。」 峻「俺なんてまだまだだよ。どうだ?準もやらないか?」 準「俺は……太鼓の達人なんて……いいや。」 峻「そうか?まぁ強制はしないがな。」 画面にまた向き合い、始めた。 後ろには、人が少しいた。 峻は曲を選び始めた。 峻「じゃあ、次はこれで。」 峻ははたラク2000を選んだ。 準「お前は馬鹿か」 峻「うん(≧ω≦)b」 うん。じゃねーよ! しかもおい作者。絵文字は使わない約束だろ? 峻「準?どうした?」 準「いやいま作……何でもない。フルコン頑張れ。」 峻「おうよ。」 とりあえずこの曲は他の曲と比べて、格が違う。 峻はマイバチだが、ハウスバチでフルコン出来る人はそうそういない。 準「この曲最初から鬼畜だよな~。」 峻「うんそうだな。」 曲に必死なのか、返事が小さい。まぁそれもそうだ。こんな曲やってて普通に話せるやつなんて神しかいないだろ。 ちょっと後ろが騒がしいので、後ろを見てみると、人が18人ぐらい集まっていた。 そして、曲のラスゴーに入る。 そこで、峻のコンボは切れた。太鼓の上にあった705の数字がパッと消えてしまった。 峻「あーあ。いい線いってたのに。」 準「また頑張れ。お前なら出来る。」 曲が終わり、画面には、不可1と表示されていた。
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