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1プレイが終わり、俺達は、ゲーセンを出た。
峻「あーあ。はたラク。やっちまったな。家に帰ったらタタコンで練習練習っと。」
準「近所迷惑」
いやね、まじでうるさいんだって。
峻「文句は太鼓に言え。」
準「改造してやろうか?」
その言葉に峻は目を大きく開いた。
峻「改造って……?」
準「別に、メンテがよくなる訳じゃないが、防音にはなる。とりあえず分解して、そのちょっとした空洞のなかにティッシュを詰め込むだけ。」
峻「そんなんで防音になるのか?」
準「多分な。どっかしらのサイトから見つけた方法だからな。」
峻「じゃあ、俺んちいったら、速攻でやって来れ!」
準「うん。」
峻の家に向かって歩き出した。
向かっている最中はモン○ンの話とか、ファイナルファ○タジーの話をしながら峻の家にいった。
峻「さぁ、あがってくれたまえ。」
準「偉そうに。お邪魔しまーす。」
そしたら、リビングから峻のお母さんが出てきた。
峻母「あら、久しぶりねぇ。どうぞ上がって。」
準「いやぁ、相変わらずお綺麗ですね。」
峻母「あら、お世辞でも嬉しいわ。フフフ。ありがとう」
準「お世辞だなんてそんなことないですよ。」
峻母「フフフ。ゆっくりしていってね。」
準「はい。」
峻「部屋いくぞ。」
準「あいよ。」
そういって、階段を上り、峻の部屋についた。
峻「ただいま。」
峻妹「お帰りお兄ちゃん!」
この子は、峻の妹で、峻より太鼓がうまいらしい。
峻妹「みてみて!ほら!」
画面には、はたラク2000フルコンボ&全良が表示されていた。
準「峻?」
峻は倒れた。
準「おい!峻!しっかりしろ!まだ負けてないって!」
峻妹「あ~あまたこうなっちゃった。お兄ちゃん。」
峻妹は峻の耳元に近づいて、
峻妹「ゴニョゴニョ」
峻「ひっ!」
峻は飛び起きた。
峻妹怖い……何をいったんだ?
準「峻平気か?妹さん?峻になんて言ったの?」
峻妹「え~。秘密!」
準「え~。まぁいいか。」
準「さーて、改造するか。峻、タタコンよこせ。」
峻「おうよ。」
峻妹「何するの?」
準「防音改造」
峻妹「ホントに!?ヤッタ!」
あの笑顔はとても可愛かった。
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