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辺りはもう暗い。そんな暗い道をとほとぼ歩いている。
準「はぁ……明日学校か……」
明日は月曜日。学校の始まりの日だ。
道を歩く人は準しかいない。
準「寂しいなぁ。普通は通行人ぐらいいてもいいだろ。」
通行人がうじゃうじゃいると、通行人が嫌になるが、こうも誰もいないと、いてほしくなる。
誰とも接触はないまま家についた。
準「ただいま。」
誰もいない家に言った。
準「はぁ……気分まで落ちてくるな。」
俺は、冷蔵庫にあった冷凍食品を暖め始めた。
ブゥゥゥゥ。少し古い電子レンジが音を上げる。
ピーピーピー。暖め終了
準「お。今日はなんか美味く感じるぞ。」
多分疲れているからだろう。
食べている際中に、
ピンポーン。
準「誰だ?こんな時間に。」
玄関に向かい、ドアを開けた。
峻「よっ。」
ガチャン。閉めた。
ピンポーン。
ガチャ。
峻「よっ。」
準「………なんすか?」
峻「いや暇だから来た。」
準「ふーん。まぁいいよ。入れ。」
峻「あざーす。んじゃ、お邪魔しまーす。」
峻「あれ?準のお母さんとお父さんは?」
準「あー、旅行行ってる。」
準の身内は海外旅行にいっていた。
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