うぉーにんぐ

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 「痛てーッ!」  お約束通り、中島は、アレを金チャックに挟み込んでしまった。  中島は、股間を隠しながら、その場を逃げるように走り去った。  とりあえず気を取り直してアレをしまい込むと、艦長室に向かう通路へと向かった。  そして大きな身体を縮ませながら、狭い通路を足早に歩くと、艦長室の入口ドアの前に立った。  なぜか辺りを見回し、大きく深呼吸をするも、直ぐにフーっと深いため息をついた。  そのため息の原因は、土門艦長…その人にある。
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