序章

2/2
前へ
/40ページ
次へ
「私は何者?」 一人の少女が呟く。 だが、応える者はいない。 風が虚しく言葉を攫い、空へと飛ばす。 「私は・・・・。」 その後の言葉も、誰にも届く事なく、消える。 1人の少女の目の前には、破壊され 何があったかも分からない、 ただただ荒野が広がっていた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加