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「この中で私と一緒にトーナメントに付いてくる暇人はいますか?」
彼、ジェイド・ラメリオの発言にその場にいたほぼ全員がどよめいた。
ジェイド以外のものは苦笑いを浮かべて顔を見合わせている。
そんな中、彼の部下の一人だろう兵士がびくびくしながら彼に質問した。
「あの、ジェイド隊長の言っている意味がよくわからないのですが・・・」
「ああそれは・・・あなた5年前のトーナメントの事ご存じですか?」
「はい、噂だけは。何でも大会上位者が全員行方知れずになったという・・・」
そこまでいうと兵士達は顔色が変わった。
「ま、まさかその大会にでろとおっしゃるんですか!?」
「ええ、そのまさかです、といってもここ二ヶ月間特に急ぎの仕事が無い者に限りますが・・・誰かいませんか?」
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