プロローグ

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「お嬢様、車の用意が整いました。」 運転手が美紅を呼びに来た。 美紅は役立たずの召し使いなんか頼らずに支度を済ませ、車に乗り込んだ。 「久々にお友達に会えるのよ。うれしいわね!!」 母が上機嫌で尋ねる。 「あの庶民達が私の友達?はんっ、バカな事、言わないでよ!!あんな人達と一緒にしないでっ!!」
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