プロローグ

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ーその頃、 先に屋敷に着いていた父は、誰かと電話で話していた。 「またか…。どうしてあの子はこうも傲慢になってしまったのだ…。」 「旦那様、例の計画は…。」 「仕方がないな。実行にうつそう…。」 「了解しました。それでは準備を整えます。」 「あぁ。頼む。」 そう言うと電話を切ってつぶやいた。 「これでもあの子が変わってくれなかったら…。いや、考えるのは止めよう。今はあれに賭けよう。」
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