第2章

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――――――― だいたいの試合は終わったっぽいが、みんなあまりたいしたことはないな。 七大貴族様とやらの使い魔は、竜やら天使やら悪魔やらで他の奴らよりは強そうだったが、俺から見たら雑魚だな。 さて、今の試合で俺達以外全員呼ばれたようだから、俺が最後になるな。 おっと試合が終わったようだな。 「次で最後だ。最後の試合は、シャロン・イフリート対クルス・ストレンジャー。」 おっと、呼ばれたみたいだな。 「呼ばれたみたいだから、いくぞ。」 俺はシャロンにそう声をかけた。 返事はなかったが、シャロンは黙って闘技場の中央に歩きはじめたから、それについていく。 にしても、呼ばれた瞬間に「これは面白いものが見れるぞ。」とか「これは瞬殺だな。」とか笑い声混じりに聞こえるんだが、これは一体何なのだろうか?
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